大村の歴史情報
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   奈良時代には、中国に学んで国としての制度やしくみがととのえられました。土地と人は国のもの(公地公民)とし、各地を(今でいう県)・(市町村)・(町内)に分けて、国衙(県庁)・郡衙(市役所)によって管理していました。また、各地をつなぐ大きな道路(官道)と馬を乗り替える場所(駅家)などの交通網が整備されました。
   平安時代になると、しだいに公地公民制がくずれ、土地の私有化を認めるようになりました。その結果、各地に荘園とよばれる私有地が生まれました。有力な貴族や寺社はたくさんの私有地をもち、力をつけました。それらの荘園を現地で守り、争いやもめごとを解決していた人々が武士へと発展し、やがて貴族をこえる力をもつようになりました。




   鎌倉時代室町時代以降は、貴族に代わって武士が中心となって、国を動かすようになりました。
   大村には大村氏をはじめ、武松氏や今富氏といった有力な武士がいました。
また、これまで貴族や権力者が中心に信仰されていた仏教が、しだいに大衆の間にも広がりました。大村でも寺や石仏などがたくさんつくられました。
   この時代の遺跡からは中国産の陶磁器が多く見つかっていて、中国との貿易が行われていたことがわかります。

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