大村家史料 |
大村家陣羽織 |
旧藩主大村家に伝わる藩政などに関わる貴重な古文書や資料を多く所蔵しています。 大名家の資料として、対幕府、対大名、あるいは江戸藩邸との往来といった対外関係資料を多く所蔵しています。また、大村藩が幕末において官軍に属し、活躍したことから、明治維新関係の資料も所蔵されています。 |
大村藩関係資料 |
藩政 玖島城絵図 |
大村藩士であった旧家に伝わってきた資料。戦国時代の大村純忠から3代藩主大村純信まで仕えた家老大村彦右衛門の家に伝わる文書を中心に、大村藩に関わる様々な資料を所蔵します。特に江戸時代初期のキリシタン禁制や、長崎貿易に係る資料は注目されています。 |
南蛮・キリシタン資料 |
メダリオン |
戦国時代に日本初のキリシタン大名となった大村純忠の時代を中心としたキリシタン伝来から全盛期の天正遣欧少年施設の派遣、そしてキリシタン禁制のまでの歴史は、大村の歴史の中でも特徴的な歴史といえます。県指定文化財の「メダリオン」と「キリシタン墓碑」といったキリシタン資料を所蔵しているほか、この時代を象徴する南蛮美術品や天正遣欧少年施設に関わる資料を所蔵しています。 |
松田毅一南蛮文庫 |
ルイスフロイス「日本史」 |
戦国時代の対外交流史の第一人者、故松田毅一教授の蔵書を一括で寄贈を受けた文庫。戦国時代のキリシタンや南蛮文化、対外交流に関わる多くの書籍を所蔵します。これらの中には外国で収集された書籍も含まれ、特に現在では原本が離散している「フロイス日本史」の複写版が揃い、貴重と文庫となっています。 |
荒木十畝作品コレクション |
荒木十畝 作品 |
荒木十畝は、明治から戦前まで活躍した大村出身の日本画家です。伝統的な花鳥画を得意とし、多くの作品を描き、帝展の審査員などを務めるなど、横山大観と並び称される画家として活躍しました。本館には十畝の作品をはじめ、荒木家から寄贈を受けた多くの関係資料も所蔵しています。 |