大村の歴史情報
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キリスト教以前の大村

   1549年に日本に入ってきたキリスト教は、その後全国に広まっていきました。大村では、1563年に大村純忠が洗礼を受けてから家臣や領民のキリシタン化が進みました。
   キリスト教が入ってくるまでの大村地方は、郡地区の「郡七山十坊」や太良岳の金泉寺、大上戸川の寺院群など、寺社は大きな力を持っていました。
   急激な大村のキリシタン化は、大村にキリシタン文化の繁栄という光と、仏教への弾圧という影をもたらしました


キリシタン時代の全盛

   大村領では6万人がキリシタンとなり、87の教会が建てられました。長崎は南蛮貿易がにぎわいました。1582年には天正遣欧少年使節がローマに派遣されるなど、キリシタンの全盛期をむかえます。



キリスト教禁教と寺社の復活

   日本全国でキリスト教が禁止されるなか、大村喜前も1605年にキリスト教を棄てました。大村でもきびしい取締りが行われ、大村のキリシタン時代は終わりをむかえます。かつて仏教に対して行われた弾圧が、逆にキリシタンに加えられたのです。

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